非接触AI検温モニターとは？

非接触AI検温モニターのデメリットとは？

非接触AI検温モニターのデメリットとは何があるでしょうか。
一番大きな点は、正確に測ってくれるがゆえに対象者の状況を踏まえた判断までしてくれないということです。
人間の体温は外気温に簡単に左右されてしまいます。
平熱であっても暑い車内に短時間いると体温が上がり熱があると判断されます。
逆に冷房が強く効いたところにいれば下がってしまうこともあります。
残念ながら、非接触AI検温モニターは状況判断までできないので警告音が出て終わってしまいます。
大抵は少し時間を置いて計りなおせば正常範囲にもどります。
混んでいる場所だったり、続けてこのような事態が続く場合は人の手によって対応する必要も出てきます。
当然、本当に熱がある、感染が考えられる人の場合もあるので事前にどのような対応をするか決めておくべきです。
ある程度人の流れがスムーズになるように設置する必要があります。
置き場所も狭い場所だと限られてしまったり、使いづらくなってしまうこともデメリットです。

非接触AI検温モニターの内容と導入費用について

非接触による体温測定が可能で、マスクをしたままで顔認証ができるというのが「非接触AI検温モニター」です。
AI（人工知能）による顔認証技術を活用しており、高速での体温測定と顔認証が出来ます。
メーカーの機種によって価格は様々ですが、中小企業に導入しやすい価格帯には、10万円以下・20万円以下・30万円以下があります。
10万円以下という低コストな製品でも、顔が3分の2以上判別できればマスク着用でも検温可能です。
20万円以下（10万円台）というのは最も流通している価格帯で、体温測定精度が±0.2度と上がります。
スピーディーさも特徴で、大人数を正確に検温するのに適しています。
30万円以下（20万円台）の製品になるとデータベースの活用が可能になり、登録者の健康管理・勤怠管理が行えます。
コロナ禍では感染リスクを最小限に抑えるために検温が役立ちますが、「非接触AI検温モニター」の導入費用によって製品に付属している機能は様々です。
検温と顔認証はベースですが、検温の細かな精度・速度・データ管理などはオプション部分といえます。